CASE / COLUMN
アナログな現場報告をAI-OCRで自動化。入力工数を60%削減した導入事例
2026.02.14

現場監督の残業時間を月40時間減らしました。手書き帳票をタブレットで撮るだけで、文字を読み取ってデータにする仕組み(AIを使った文字読み取り、AI-OCR)で入力作業を減らしました。地下など電波が弱い現場でも使えるよう、オフラインでも動く形にしています。
建設現場では、日々の進捗報告を手書きやエクセルで行うことが多く、現場監督が事務所に戻ってからパソコンに入力し直す「二度手間」が起きていました。
この作業が積み重なり、残業が増えます。その結果、安全管理や品質管理に使う時間が減ってしまう状態でした。
既存のパッケージソフトは機能が多く、現場の職人さんが使い切れないことがありました。結局「紙に書いて渡す」運用が残ります。
さらに、地下や山間部など通信が不安定な場所では、クラウドの道具が動かないという制約もあります。
タブレットで撮影した手書き帳票を、その場でデータ化できる仕組みを作りました。あわせて、現場写真と紐付けてクラウドへ自動で送るアプリも用意しました。
通信が弱い現場でも止まらないように、オフライン時は端末にためておき、つながったタイミングで送るようにしています。
「最初は現場から反発もありましたが、使い始めると『もう戻れない』という声が多く出ました。事務作業が減った分、若手の育成に時間を使えるようになったのが一番の成果です。」(工事部 部長)